since 1947

森野義様は、業務用食品卸や、飲食店向けの専用商品開発、開業支援、一般家庭用商品の開発・販売など、食品や飲食店に関するさまざまな事業を展開される企業です。 数年前、シュンビンのブランディングサービスを活用いただき生まれたBtoCブランド「きょうのおだし」は、一般の方にも広く森野義様を知っていただくきっかけとなりました。 今回の主目的では、そんな森野義様の「今」が伝わるサイトにすること。多彩な商品や事業を発信し、新たなお付き合いへつなげるためのコーポレートサイトリニューアルです。

既存サイトのお悩みは、サイト制作時の主事業だった「業務用出汁の卸販売」に比べ他の事業の情報が少ないこと。
リニューアルを機に、BtoCブランド「きょうのおだし」や、乾物・スープ・冷凍食品・調味料など幅広い食品の取り扱い、開業支援などのサービス全般を積極的に発信したいとお考えでした。
また「京都の出汁屋さん」というイメージから、お取引、そして採用でも堅苦しい印象をもたれがちな点もお悩みのひとつでした。
そこでシュンビンでは、サイトトップページをダイジェスト的に活用した設計、コーポレートカラーの深緑を補色のオレンジをアクセントにした和テイストながらも柔らかな印象のデザインをご提案。

角丸やゴシック体のフォント、文字や画像の動きで、軽やかなイメージに仕上げました。
トップページではサービス、事業全般の説明を網羅すると共に、「飲食店様のパートナー」であることを訴求。食品だけでなく、メニュー開発や開業支援などのサービスに目を向けていただけるようコンテンツの優先順位を整理しました。

本件のもう一つのテーマは、ターゲット層に響く採用コンテンツの制作です。
既存サイトには採用情報がなかったため、シュンビンでカメラマン・ライターを手配し、社員様の撮影、インタビューを実施。社員様の生の声から原稿を書き起こすことで、仕事内容や社風、働くビジョンがいきいきと伝わる、魅力的なコンテンツとなりました。
また採用ページは若手層をターゲットに設定し、事業ページよりもさらにポップな印象に。
彩度、コントラストを高くすることで活気あるイメージに、メインカラーには明るいオレンジを選び温かな社風を伝えています。

リニューアル後は森野義様の社内外から好評をいただき、特にお取引先から「こんな商品も取り扱ってたんだ」と、さらにお付き合いが深まることも。
「メニューに悩んでいる知り合いがいる」など、お取引先を紹介いただくなど、狙い通りの営業ツールとして機能しています。
採用コンテンツに関してもターゲット層に近い若手社員様から好評で、採用ブランディングにもお役立ていただいているとのことです。